昔から感じる違和感と居心地の悪さは、たぶんこれから先も消えないだろうな・・・
ついに2022年ですね。
2021年も駆け抜けました、ありがとうございました。
いきなりですが
年末年始って昔からあんまり好きじゃないんですよね
だって、クリスマスからお正月まで7日ちょいしかないのに
世間の”洋”から”和”への変わり身の早さがなんか節操がないというか、、、
変わり身の早さが何とも言えずむず痒くて、、、
たぶん昔から記念日とかイベントに一喜一憂する家庭じゃなかったから
なのかもしれないと、今までの人生で周りと比べてそう思います。
でも、”いつもと変わらない日常をいつも通り過ごす”ことの大切さを
日々仕事を通して痛感しているので、そんなスタンスも悪くないなって思ってます。
いつもと変わらない日常を取り戻すべく、そんな日常を維持するべく
獣医療を通して患畜さんに提供できるように引き続き頑張ります。
さよならモーモー、こんにちはガオー
やっぱり「医食同源」が病院の世話にならない秘訣ですニャ(=^・^=)(手術画像あり・ご注意下さい)
食習慣に影響を受ける疾患は主に
「泌尿器」「皮膚」「消化器」が挙げられます。
別にホームセンターで買うのが悪いとは言いません。
僕も時々切らした時は買いますしね。
でも、、、皆がそれで大丈夫って訳じゃないんです。
「安かろう良かろうor悪かろう」なんて言葉もありますが
病院の世話になりたくないなら、悪いことは言いませんので
もちろん例外はありますが、そこそこの値段する食事にしてあげて下さい。
安くて喜ぶのは人間の懐だけで動物の懐は実はそうでもなかったりしますので・・・。
秋の気配に心はウキウキ、敷地内には栗がトゲトゲ
秋ですねぇ、夜中はもう寒いですわ。
でも日中暑いこともあるし、恒常性(ホメオスタシス)がガタガタにいじられます。
だから生き物は季節の変わり目に体調悪くなるんですよね。
結論「変わらない日常を末永く守る」ことが健康の秘訣だと思います。
日常に刺激も必要ですし、じゃないと日々がつまらないですけど
変化に適応することが体に負担がかかるのも事実。
程よいバランスで四季を乗り切って、穏やかに年を重ねていこうと思います。
久々の東京の景色に「懐かしさ」と「密の恐怖」を感じた・・・
久々の更新で申し訳ないデス、季節が変わっちゃいましたね(・・;)
7月某日、人生で初めて就職説明会なるものに参加してきました。
全国から様々な病院が参加しており、ウロウロ会場内を歩いているだけで
当院とのアピールポイントの違いを色々感じて、いい刺激になりました。
獣医師は臨床医の場合、個人的に修行先を探しに行って勉強させてくれって
弟子入りする徒弟制度のようなアプライの仕方が主だと思います。
(自分はそうだっただけで、まぁ十人十色です)
公務員職種は各種自治体や農水省の試験を受けて採用を狙いますし、企業への就職なら
世間一般と同じ流れです。
獣医師は正直に言うと
選り好みをしない限りは就職という面で困ることはありません。
臨床医の場合は、頭と腕で食べていかないといけないので自分の勉強の為に働くから
あえて選ぶし、公務員職や製薬企業では特殊技能職なのでそれだけで重宝されます。
いざ採用をする側となり人手不足を感じるこの頃では、学生たちにいかに魅力的な職場
か感じてもらうか工夫をしない限り、ブースに話すら聞きに来てくれないので
世間の厳しさを感じました。
それでも当院ブースに話を聞きに来た学生が複数いたので、それだけでありがたかったです。
最近のトレンドは民間の開業医よりは会社組織が母体として大きい企業系の
病院が人気みたいで列を作りながら学生が話を聞いていましたね。
快適なレジデンス暮らしを追求した結果、買ってみました
2週間以上の滞在予定
3畳の広々個室にて受け入れしつつ、手荷物の確認などしながら
他愛もない世間話の中から病気の兆候を感じた。
よくよく聞くと来院前からしばらく心因性の疾患やその他の要因が絡んでいた様子。
院内で早速検査や食事療法・可能性の検討を滞在中にスタート。
お迎えまでのんびりやっていきましょ
単なるペットホテルじゃない、獣医療を行う我々がお世話をするから
どうしてもそういう目で動物を診ちゃうんですよね。
それが我々の強みでもあり、そこに我々がお世話する意義があります。
事実、滞在中にオペなどそのまま依頼されるようなメディカルツーリズムみたいな
ことも何件もあります。
術後も診れるし、オーナー様も安心して頂けるようで双方いい流れが出来てます。
お迎えお待ちしてます。お気をつけてお越しくださいね。
「断ち切る」ことの決断と勇気に敬意を表します (手術画像あり・ご注意下さい)
ここ1か月はなぜか「断~術」と呼ばれるオペが何件か続きました。
人間と違い、動物には”術部を温存し弄らないでおく”という概念がなく
どうしても舐めたり齧ったりするものです。
術者としては術部の保全に関して、オーナー様の自宅での管理にお任せするしかない
からいつもヤキモキします。
二度と切除すると戻らない臓器に関しては
温存することでQOL(生活の質)や命に影響がよっぽどある場合に適応となります。
そりゃしなくていいならだれもやりたくないですよ。
手を下す側も心が痛みます。
でも、残すことでこの先にどうなるか分かっているからこそオーナー様に
必要性をひたすらに説明します。
尚更、外貌が変わるなら悩ましいです。
その先にある人間との幸せな生活を末永く続けることを願って、、、
今日もいくらでも腰を据えてお話・ご説明させて頂きます。
ワクチン接種を日常的に行う職業として、今思うこと・・・
医療従事者への接種が落ち着き
一般の方へ段々と広まりつつある新型コロナウイルスワクチン接種の流れ。
打ち手不足の問題で、日々ニュースであらゆる医療従事者の職種が
名前を躍らせています。
特例措置で歯科医師が国の要請から接種に参加したり
医師の管理・指導の下なら医療行為として看護師も可能、と報道で説明されています。
薬剤師や救急救命士や臨床検査技師もその後に控える動きらしいです。
ワクチン接種に関して言うと
ヒトには医師、ヒト以外には獣医師が現行の医師法や獣医師法上で認められています
が、獣医師が参加することに関しては個人的には大きな壁があると感じています。
それは、大前提として獣医師は「ヒト以外が診療対象」で
その他の医療従事職は「ヒトが診療対象」なことです。
当たり前のことですが
「ワクチンを接種する」=「有害事象が出た場合にその後の対応全てに責任を持つ」
必要があると思います。
獣医師として、ヒトに接種した場合の不測の事態にちゃんと対応出来るかは
さすがにヒトの勉強をしてきた職種と比較すると、やや不安要素があると思います。
正直なところ、注射手技に関して言えばちょっとしたコツが分かれば
医療職以外のどなたでも可能ですし
いくら獣医師が総合診療で外科も内科も関係なく日常的に行う(臨床家の場合)
とはいえ、それは「ヒト以外」の話です。
人手が足りないのは確かに深刻な問題で、充分に事情は分かりますが
「打つ行為」だけ機械的に行うなら、、、ねぇ、、、
とりあえず、世界がいち早く平穏無事な日常を取り戻すことを
那須から願いつつ、目の前の動物に向き合います =^_^=