「春眠暁を覚えず」って季節ですけど、、、朝寒くて目覚める今日この頃、、、
2か月半ぶりの更新 m(__)m
年度末なぜか異常に忙しすぎて精神・肉体の余裕が無く・・・言い訳失礼しました。
さて
4月の黒磯は新緑が芽吹き、桜と共存している現状ですが、皆様方におきましては
いかがお過ごしでしょうか?
患者さん達とお話していて、この時期は「新生活」「引っ越し」「入学」「卒業」が
キーワードになります。
当院でもこのご時世で県外から引っ越しの方々の来院が度々見受けられます。
こと自分においてもそんなキーワードが浮かび上がります。
高校卒業・地方の大学進学ではじめて引っ越しをし、仕事の都合でも何度か引っ越しを
経験しました。(入院管理や急患の場合にすぐ来れるように10分圏内が基本です)
入学・卒業に関しても受験勉強のことが今も夢に出るくらい脳裏に刻まれています。
国家試験対策は卒後の未来を意識してモチベーション高く取り組めたので
全く苦では無かったんですが、入試はキツかった・・・怖かった・・・
「小学校」
校内の算数テスト(筆算検定だったか?)で異常に能力が低く、クラスの中で
居残りや周囲から出遅れ、中学受験はいわゆる滑り止めに滑り込む
自分が出来ない人間だと気づく
「中学校~高校」
テニスばかりしてて肌は黒く焼けるが、中間・期末テストは赤点だらけ
特に数学・国語は常に1桁点、名前を書いてストップ
理科も生物だけは異常に出来たが、他は呪文にしか聞こえない
社会は地・歴・公民・倫理は割と好きだったがテストでは惨敗
英語はそこそこ肌に合ってた模様
進級ギリギリで推薦など貰える訳もなく評定は5段階で2くらい
あまり危機感・緊張感を感じていない人間性を指摘され、少しだけ傷つく
「大学入試」
当たり前のように浪人決定、周囲からの出遅れにやっと重大さを自覚し
人知れず悩み始める、でも態度や表情には一切でないのが自分の悩み
個別指導の予備校で自分の現状を鑑みて小学1年生のドリルからスタート。
「周囲と比べることを一切禁止して、自分自身をピカピカに磨くことだけを考える」
生活をしながら孤独でお先真っ暗な日々を過ごしつつ、家族への自分の存在の
後ろめたさや申し訳なさをひたすら感じて深い闇に突入する。
でも、ゲームのレベルアップみたいな感覚で点数が伸びることに心地いい感覚を
得て、そこそこの手ごたえを感じ始める。受験校も3校くらいに限定して
(そもそも獣医科は全国で確か12校くらいしかないので限定せざるを得ない)
ターゲットにひたすら突っ込んでいく猪突猛進スタイルでたまたま母校に拾われる。
「大学~国家試験」
いわゆる一般教養・基礎科目がベースの大学4年までは学年順位は下から数えて
すぐ見つかるレベル、進級に引っかからない程度にのらりくらり。
臨床科目がスタートした5年~6年でなぜか少しづつ上向き傾向。
卒業時は上から数えてすぐ見つかるレベル。
国家試験も猛勉強して・・・というよりは最低限のラインを意識して大ケガしない
ようなレベルで自分の力量を鑑みて、他人と比べないように計画的に無理しない程度
で取り組んだので辛かった印象は特になかった。
「現在」
長年の親不孝に人生をもって報いたい一心で、修行を経て
個人的には縁もゆかりも無い黒磯・那須へ移住、現在に至る
っといった感じですね。
なんとなくこれまでの試験に向かう姿勢は、今の仕事に通じていると思います。
診断・治療において自分の力量を過信し過ぎず、提供出来る最大限の引き出し
を披露することで対象物に通ずる気がするんですよね。
キャパシティーを超える何かが必要な場合に、こちらの準備不足の場合は
良い結果は生まれないし、来るべき何かに備えて虎視眈々と懐刀を磨いておけば
その瞬間ブレイクスルーが生まれる、この1年でふんわり実感しました。
でも、周りを見なさすぎると「井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る」
状態になるので、何本も懐刀を磨いて腰にジャラジャラぶら下げることで
こんな「青二才」の自分がいつか地域の皆様のここぞの時の懐刀になれるように
精進していきます。
4月15日に1周年を迎えたこの頃で、決意表明って訳じゃないですが
無理しない程度に獣医療に誠意をもって真摯に取り組んでいきます。
今後とも当院をよろしくお願いします。
intensive care unit でIntravenous Injectionをしないといけないのでエブリーナイトでトゥギャザーしてます
小動物臨床の先生や看護師の方達は共感して頂けると思いますが
輸液ラインの「ぐるぐる」ってどうにかなりませんかね(;・∀・
あれ、どうにか出来るなら特許ものな気がします
どうしても輸液を離脱できない、維持しなければならない状態だと
大概そんな症例は急変の可能性があります。
そうなると家に帰るタイミングも不定期になり、病院で仮眠してても半分起き続けるような状況になります。
文字通り輸液”ライン”はライフ”ライン”的な位置付けになりますし
文字通り”臨床、すなわちベッドサイド”ってことです。
犬猫(ペット)を仕事にしてると
「可愛いコに囲まれていいね」「毎日が癒されて楽しそうだね」
「人間の医療とは違うからラクそう」などほんわかした優しい印象に思われることが
多いですが、残念ですが現実はウニャウニャ。
ヒトの「伴侶」が僕らの対象なので、求められる医療水準は全てヒトと同じ高水準
使う機器も薬もほぼ同じ、でも保険や医療費の面でヒトと比較されるので
自由診療の犬猫ではウニャウニャ
時間関係なく生死を左右するヒリヒリした状況にいつも囲まれてウニャウニャ
要は「フィジカルもメンタルも頭も結構なタフさが必要な”可愛~い”仕事」
ってことです。
業界を目指す若者の皆様、当院にぜひ実習や見学来てください!!!!
待ってます!!!!
真面目なブログ part2 (手術画像あり、閲覧ご注意下さい)
発情・生理や出産の前後で卵巣・子宮を摘出するのはリスクがあります。
これをみればお察し頂けると思います。
健康なコがこの先も健康に過ごすための手術ですので、オフピークをおすすめします。
事実、余計な出血も多いしイイことはあんまり無いので、よっぽどの事情が無いなら
参考にしてください(=^・^=)
久々に真面目な病院のブログっぽいことupします(手術画像あり・閲覧ご注意ください)
当院はスタッフも少なく
外来の受け入れ制限をかけるほど小規模でやっています。
その分ご迷惑おかけする場面も多いかもしれませんが、精いっぱいやってます。
自分の手技や専門どーたらの問題も当然ありますが
マンパワーを必要とする術中・術後管理や集中管理に対応出来ない場面も多いので
二次診療へ紹介する場面がとても多いです。
(だからせめて、ベストなタイミングで致命的にならないように見極めた上で
中継ぎ投手みたいな気持ちで紹介や仕事をしています)
年明け最初のオペは
ERに紹介したんですが
当院にUターンしてきたイレウス症例でした。
胃に停滞していたとしてもサイズに関係なく「開腹」になります。
十二指腸より先に言った場合は言わずもがな、どこの病院でも切ることになります。
食道内でもウチは切ることになっちゃうので、どうしても内視鏡が欲しい・・・( ;∀;)
人間が注意していれば防げるトラブルなので、どうかどうか気にしてやってください。
絶食をかけないといけなかったりするので、消化器外科適応にならないように
お過ごしください。
うちのコに限って・・・なんてことはありませんので(;・∀・)
ウイルスには年末年始も仕事もプライベートも県境も国境もありません、ひたすら脅威ですね・・・
新たな年が始まりましたが、世の中の混乱具合は悪化の一途を辿っています。
驚異的な感染拡大により、今まで他人事のように感じていたヒトも
さすがに警戒を始めたことと思います。
獣医療に関して言うと
コロナウイルスの流行とは関係なく
ヒト同様に生きとし生けるものである以上
体調を予期せず崩す可能性があるので、常に診察をし続ける必要があります。
再び自粛要請のかかる飲食・娯楽・観光業などにおける感染リスクと
動物病院におけるヒト同士の交流による感染リスクに大きな差は無いと個人的には
思っています。
ですので、引き続き電話による外来予約での来院集中をさける取り組みに
どうかご協力をお願いします。
それでも来院後にお待たせしている現状、すいません、とにかく頑張りますっ(-_-;)
ご協力お願いついでに
レジデンス利用に関してですがやはり当日や無断のキャンセルが後を絶ちません。
お電話すら何故かつながらない方もいます。
(ニュースで報道されていた塩原温泉エリアでのキャンセル事案に似てる?・・・)
もちろん事前にご連絡を頂いている場合が多いですが
今後この状況が改善しない場合は何らかの措置を考えないといけません。
シンプルなことですが・・・とりあえず事前に連絡くださいね・・・