「ワクチン抗体価チェック」はじめてみました

近年ネットの普及で

オーナー様も様々な医療知識を手に入れやすくなり

ご自身の判断で必要な医療を選び

それを病院に求める

という新たな時代が来たなぁ、と街はずれで細々仕事をする当院でも感じています。

 

 

ワクチンに関しても感染症から身を守る為なのですが

接種の度に体の免疫反応にムチを与えることになります。

この季節ですのでインフルエンザのワクチンを僕もうちましたが、毎年腕は腫れるし

今年は軽度の頭痛も出ました。

ちなみに、昨年はクリスマス頃に発症して療養してました。

ただ、うっていたおかげか症状はある程度でしたし回復も早かったです。

自分でも接種の度に思いますが

「必要に応じてコントロールして、負担を考慮したい」と今年も感じました。

 

てなわけで、簡易キットを当院でも導入しました。

「血液1~2滴で十分OK」

しかし

「コアワクチンの3種類しか判定できない(命に関わる危険な感染症3つのみ)」

「小1時間は反応に必要なので、その場で判定は出来ない(当日中に連絡可能)」

「色味で判断するので主観的(外注検査もあるがやや割高だし日数もかかる)」

逆に言うと

「ラフで主観的な色味の評価なのに

陰性ならよっぽど接種すべきだし、ハッキリ陽性なら来年に延ばしてOK」

と後押しする材料になります。

 

何らかの採血タイミングの時についでに診られるので、お気軽にご検討ください。

 

 

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とりあえずうっておけばいいや、って時代は終わったんですね

色々時代に遅れず取り入れていかんとね(;^ω^)

 

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関係ないですが、冬の気配がちらつきはじめた当院の風景です。