にゃんこさんのTNRをご希望の方へ、来院時の参考にしてください=^_^=

先日TNRの去勢手術で連れてきてくれた方が

とても素晴らしいキャリーの仕方で連れてきてくれたので紹介します。

 

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「前」も「上半分」も「キャリー上部の天窓」も全て開けられる仕様になってます

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恐る恐る開けてみると、ちゃんと洗濯ネットに入って脱走防止策がとられていました

 

 

これは、、、100点満点です!!!!

ちょっと嬉しかったです。

時々旅行かばんや普通のリュックや大きい網ケージで自由に動き回ってるまんまで来院

されるかたもいるので。

 

 

外のニャンころさんは、基本的に逃走・脱走をスキあらば我々に仕掛けてきます。

そりゃあそうですよね、頼んでもないのに連れてこられてるんですから。

家庭で飼育している場合は普通に触れる場合が多いですが

外のコはまともに触れないので処置が出来ずに人間がケガをする可能性が高いです。

となると、写真のようなキャリーケースと洗濯ネットだと実際にオペをする

我々にとっては都合がよくとても助かります。

連れてきて頂いた方は、ある程度ヒト馴れをさせた後に触れ合いを重ねて

革の防護グローブを使い工夫して入れてくれたそうです。

 

 

全員がここまで出来るとは思いませんが

せめて「写真のようなキャリーケース」を用意して頂くか、「洗濯ネット」に入ってる

かどちらかでも構わないので、工夫をよろしくお願いします。

 

「私たちにとって都合がいい」=「安全」ということです。

実際に適切な来院スタイルでない状態ゆえに

来院前に脱走・逃亡をしてしまうケースは割とにゃんこさんは可能性あります。

 

マナーとまでは言いませんが

「適切な運搬法で来ていただく」=「安全」=「他のご来院の方やご自身を守る」

 

ということで、どうかご理解・ご協力よろしくお願いします

 

ニャン♪

 

 

何事においても、自分にマッチするかはとりあえずやってみなきゃ判りませんね、いくつになっても・・・

先日、同じ市内在住の祖父が亡くなりました。

高次脳機能障害など諸々闘病はありましたが、大往生してくれました。

 

ちょっと遡り過ぎではありますが

順当に進学と就職をさせてもらい、県外出身にも関わらず黒磯・東那須で開業を考える

きっかけにも少なからずなった訳なので心から感謝しています。

 

葬儀の席にて、生前に職場でお世話になっていた方から伺った話によると

ギリギリまで現役を貫いただけでも素晴らしいことですが、病院の方針であれば

従うとのことで「電子カルテ」の操作などを習得しようとしていたそうです。

 

でも人差し指でキーボードを突っつくように、とのことでしたが(・∀・)

 

高齢の先生の場合、事務クラークさんや看護師さんが代筆のようなことをする場合もあるみたいですが、そこを努力しようとしていたらしいです。

 

困った時に繰り出す”バツが悪そうに眉を八の字にしてへへッと笑って誤魔化す

顔は昔からどこか憎めなくて忘れられません、本当にお疲れさまでした。

 

 

 

当院は会計処理まで一貫した電子カルテシステムなので

診察後の待ち時間も短く、受付も早く済み、院内調剤もスムーズに情報共有でき

さらに完全予約制による診療時間の確保もしているので、待ち時間の減少に限りなく

努めています。

紙カルテでも勿論仕事はしてきましたが、格段にスタッフのストレスや

紙による様々な時間のロスが改善されて、なんだか良い点しか見つかりません。

経験不足だからまだ見えないだけだとは思いますが・・・

今のところ悪い点は時々フリーズしたり電源がどうたら、などパソコンの問題のみ

ですが、今後見つけ次第改善していく所存です。

 

 

冷房の出番がやや減ってきましたね

年に2回訪れる季節の変わり目の体調不良シーズン(春→夏、夏→秋)

風邪や歳のせいにしないで一度相談してください、1シーズン様子見して

えらいこっちゃな場面が最近多いです。

 

引き続きお身体ご自愛ください。

 

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流行りのクラウド型の電子カルテです

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ひと目で患畜さん情報が管理できるので

カルテの一部が見つからないといった”紙カルテあるある”とは無縁です

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診察中にも会計入力が可能なので、察了後にすぐ会計へ流せるからスムーズ(^^♪

PCがフリーズして打ち込み内容がすべて消えるという悲劇も時々あります

これは”電子カルテあるある”です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーザーバイポーラによる極めて繊細なシール&カット 素晴らしい・・・(手術画像あり ご注意下さい)

大きな血管を巻き込み出血量が多くなる可能性がある

より多くの人手が必要な術式になる

小さな町の病院では技術や設備上手術対応が難しい

より専門的な知識が必要とされる

と、判断した場合に患畜さんの安全を考慮して高度医療機関に当院も紹介します。

 

それでも時間や距離や金銭の問題から、やらねばいけない場面や判断を迫られる場面が都会の病院と違い格段に多いなぁと日々感じています。

 

 

 

当院の半導体レーザー装置によるバイポーラシーリングは

リガシュア・サンダービート・バイクランプなどの把持できる組織が多い便利な

バイスと違い、先端の数ミリで細かくシール&カットをして手数で処理します。

 

※ひとつ前の記事の耳カットの写真で写っているピンセットみたいなヤツです。

 

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頚部の腫瘍が筋肉・神経・血管を巻き込んで強固に固着しており

急速に大きくなって呼吸や嚥下に支障が出る可能性があったので

最終的に当院で切除を行いました

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どこを切っても血が出るので、周辺からの剥離が全然スムーズ進みません

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それでも徐々に要所をシール&カットすることで

想定よりも出血量が抑えられて、剥離もコンスタントに

進められました

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やむなく切離した大きな血管は2重結紮で確実に止血しましたが

レーザーバイポーラは数ミリ範囲の処理なので

吸収糸のすぐ近くを焼いても糸の脱落や溶解がなくて安心して使用できました





 

ブームという言葉を保護犬・保護猫活動には使いたくないな、だってブームって「沸き起こる」と「去る」ものでしょ? 

コロナ自粛で新たな生活様式が求められている昨今

ペットとして犬猫を家庭に迎える方がここ半年で急増しているようです。

 家にいる時間が一時的に増えたからだと思いますが、生き物は長生きします。

 

どうか惜しみない愛情を注いであげて下さい

そしてお迎えの時まで全力で健康を追求して添い遂げてあげて下さい

命に対する責任を全うするとはそういうものです。

負の状況に直面することも多い立場として心からのお願いです。

 

 

 

 

那須塩原市那須郡那須町

「永住・別荘向けの分譲住宅・分譲地(一部温泉付き)」のエリアが

各所に存在しており、ご来院頂く皆様の中にも勿論お住いの方がいらっしゃいます。

 

最近お問い合わせが増えているのが「地域猫・通い猫」の問題です。

特に分譲地の集落はヒトの生命活動があり、食事のおこぼれや温もりにありつけるのが

好都合なのか、各分譲エリアごとに「ニャンコロさん社会」が出来ているみたいです。

 

 

そうなると、知らぬ間に子猫がみるみる増えてしまい、結果として悲しい運命に

翻弄される命が増えて、殺処分など負の社会問題にもなっています。

よくテレビでも保護ネコ特集やTNR活動(不妊手術)の取り組みが紹介されています。

 

 

全国的に沢山のボランティアさんやNPO法人さんが活動されていますが

その中で、獣医師が微力ながら力になれる部分は「不妊手術」です。

卵巣・子宮や精巣の摘出をすることで、過剰な繁殖を防いで一定のラインで

コロニー管理が可能になり、人間とののんびりまったりな共存が可能になります。

「飼い猫さんや家庭に譲渡予定がある場合は行わない」んですが

地域に再びリリースする猫の場合、手術済みの証として耳にV字カットが施されます。

よくわからん?という方々は「さくらねこ」と検索してみてください。

 

自治体によっては動物愛護の観点から手術助成金不妊手術に対して出ます。

栃木県北地域も世帯で頭数制限がある場合がありますが制度が整っています。

動物が好きでこの仕事をしているので、せめて力になれる部分はないかと

思いつつ、当院でも依頼があれば適宜手術を行っている状況です。

 

 

お気軽にご相談お待ちしています”ニャン”

 

 

 

でも当院の付近はニャンだけでなくワン(野良犬・地域犬)もとても多いので

これはこれで大きな問題となっています。

これまでニャンほど身近な話題では無かったので

令和のこの時代にまだいたのか!?と驚いている今日この頃の若造であります。

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耳介は意外に出血しやすいし圧迫でもやや止まりにくいです。

しっかり鉗圧すると挫滅して止まりやすいですし

半導体レーザーのバイポーラでカットすると無出血です。

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仕上がりもスッキリでキレイです。

耳介腫瘍や頭部外傷のオペにも応用できるので重宝しております。



「先生」という仕事について考える

先日のとある外来にて

 

オーナー様 「先生って塾・学校の先生みたいですね」

 

院長 大浦 「え? そうですか?? 何故ですかね???」

 

オーナー様 「まるで説明が授業みたいなので・・・」

 

 

実は狙い通りです。これはちょいと嬉しかったです。

 

獣医師も一応「先生」と呼んで頂く機会の多い仕事の一つですが、どの「先生」にも

共通するのは他社に何かを教える・伝える・広める・施す・・・etc を生業としている

ことです。特に専門知識や技術を少しでもご理解頂くために、どの職種の方々も

工夫し試行錯誤していることと思います。

 

ちなみに、当院ではホワイトボードを使って整理しながら、ちょっとした個別指導の

講義やカウンセリングのような形で説明しています。

開業までこうした取り組みをしたこと無かったのですが、明らかにオーナー様

のリアクションが違うように感じます。

命に関する小難しいけど重要な話を、聞くことにのみ注力するのではなく

板書をすることで少しでも視覚で捉えつつ(写メしてご家族に共有したり)

集中力を節約できるので、結果として疑問や質問をするゆとりが生まれた結果

双方向のやり取りが増えた印象です。

 

 

塾の先生のアルバイトや過去の塾通いで感じたことが現在仕事に役立っているので

今後もビジュアルに訴えかける”見える”方法で共有できる何かを考えようかな。

 

お昼のワイドショーは視覚に訴えかけてくる工夫が多いので、お知恵を拝借して

引きこもりテレビっ子の素質も無駄にならないように頑張ります。

 

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「前十字靭帯断裂」疑い、の時のとある板書

手術法とスライディングモデル(脛骨前方突出)について説明

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体中気になるところだらけ、なコの診察所見をまとめてる様子

必要な検査・処置・処方を提案する為に整理してます

 

字が汚いのはスミマセン、絵が下手なのもご容赦下さい(汗)

磁石でコメント・絵のパネルとか自作しようかな

 

ちなみにうちの女性勤務医はかなりキレイに丁寧に書いてますので安心してください。

重度歯肉口内炎に対する臼歯抜歯・歯肉粘膜フラップ形成術の様子

実は開腹手術より、「労力」と「人間」と「機械」と「忍耐力」が必要なんです。

あくまで個人的な見解です。ものによっては違いますので。

 

これも悩みなのですが、歯科手術・処置を

ヒトの歯医者さんの感覚で思われてる方がとっても多いですが、全然違うんです!

 

犬・猫でも症状や特徴に全然違いがあるので、そこら辺の話は診察室でしましょ。

 

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麻酔器・人工呼吸器・生体モニター・超音波スケーラー・骨切削機・半導体レーザー機器

手術対応可の流水シンクなどなど、ヤマモリ・モリモリ♪

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一旦交代してもらって、術中の様子をパシャリ

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特に奥歯(臼歯)のトラブルが食事や生活に支障出ます

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歯周病によって顎の骨は溶け、歯肉は腫れあがり、粘膜の炎症がとめどなく・・・

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切削機で歯を2~3個に割ることで奥歯は抜き易くすることが出来ます

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抜いた穴は歯槽骨(歯を入れてるプランターみたいな骨)が丸出しなので

穴を縫合して閉じます(写真ではよく見えませんね、すいません)

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歯が存在するせいで口内炎が激しくなるので、抜いて炎症の理由を除去します

 

証明写真”あるある” → 1~2枚使ってほぼ余らせてなんかもったいない

でも、こうして振り返って懐かしむことも出来るので

良しとしてあげましょう

 

と、自分に言い聞かせました。

 

 

日々の外来で個人的に注意している点は

患畜さん(ヒトで言う患者さん)の病状をいかに、ヒトの”あるある”にのせて

オーナーさんに届けるか」

つまり、ヒトにとって身近なネタに例えることで動物の小難しいことが分かり易くなるかどうか、ということです。

分からない場合は言ってくださいね、うまいこと例えますので。

 

 

お笑い芸人さんの”例えツッコミ”、心から尊敬してます。

 

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たぶん10代、眉毛いじったり毛量の多さに悩んでいた頃

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20代半ば、大学在学中かな?

 

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30代前半の現在です。眼のクマが目立ち、痩せ始めました(笑)

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ご来院・連絡お待ちしてます=^_^=